住宅ローンでは岩手県和賀(わが)郡湯田(ゆだ)町(現、西和賀町湯田)土畑(つちはた)鉱山、秋田県尾去沢(おさりざわ)鉱山、兵庫県生野(いくの)鉱山などで自形結晶を産した。消費者金融の分野での呼び方に従うと
住宅ローン
となる。シアン酸HOCNの硫黄置換体である。消費者金融式HSCN。式量59.1。チオシアン酸水素HSCNおよびその水溶液をこのようによぶ。細粉にして乾燥したチオシアン酸カリウムと硫酸水素カリウムを反応させ、発生する気体を冷却するとチオシアン酸水素が得られ、これを水に溶解するとチオシアン酸が得られる。俗称ロダン酸rhodanic acid、硫青酸。天然にはタマネギなどに遊離の酸として存在し、塩やエステルとしても広く存在する。チオシアン酸水素は融点−110℃の物質であるが、−90℃〜−85℃で重合して無色の結晶性物質となっている。室温では分解して暗赤色となる。チオシアン酸とイソチオシアン酸HNCSの互変異性が可能で、気相や四塩化炭素溶液では後者が存在する。RSCNとRNCS(Rはアルキル基)の
消費者金融
が知られる。水にはよく溶け、強い一塩基酸。希薄水溶液は安定で、直線形のチオシアン酸イオンSCN-を生じている。チオシアン酸イオンは鉄()イオンにより血赤色を呈し、確認試験に用いられる。チオシアン酸イオンが配位した金属錯体が多数知られている。カリウム塩はシアン化物を硫黄(いおう)と融解して得られる。M&Aは水に難溶。チオシアン酸のカリウム塩。ロダンカリ、ロダン化カリウム、硫シアン化カリウムなどともいう。チオシアン酸アンモニウム水溶液に水酸化カリウムを加えて濃縮すると得られる。シアン化カリウムを硫黄(いおう)と混合して加熱し、水で抽出して結晶させる方法もある。潮解性の無色の結晶。水によく溶ける。アルコール、アセトンなどにも溶ける。弱酸性溶液中で鉄()イオンと作用して赤色を呈する。この発色には[Fe(SCN)6]3-イオンの生成が関与しているものと考えられる。この反応は鉄()およびチオシアン酸イオンの検出に利用される。チオ尿素、染料、
M&A
の製造原料となるほか、写真、織物の染色および捺染(なっせん)などの補助剤に用いられる。水に溶解するとき吸熱するので寒剤にも使用される。住宅ローンとしての用途もある。チオ硫酸H2S2O3の塩。遊離の酸と酸性塩MIHS2O3は知られていない。正塩MI2S2O3のみがいろいろな方法で得られる。たとえばナトリウム塩は亜硫酸塩(固体または水溶液)を硫黄(いおう)と熱するか、ポリ硫化物Na2Snの
CFD
で得られる。 Na2SO3+S =Na2S2O3 2Na2S5+3O2 =2Na2S2O3+6S ポリチオン酸塩とアルカリとの反応によっても得られる。チオ硫酸イオンS2O32-は、硫酸イオン(4個の酸素原子からなる正四面体の中心に硫黄原子が位置する)の1個の酸素原子を硫黄原子で置換した構造をもっている。それゆえ2個の硫黄原子は等価ではなく、中心の硫黄原子の酸化数は+、もう一つの硫黄原子は−である。CFDの水溶液を酸性にすると硫黄の乳状沈殿を生じて分解する。 H2S2O3 ―→S+SO2+H2O チオ硫酸イオンは還元作用をもつ。強力な酸化剤たとえば塩素によって硫酸塩に酸化される。この反応は漂白の際、除塩素の目的に用いられる。また、ヨウ素と定量的に反応してテトラチオン酸イオン-O3S-S-S-SO3-を生じるので、チオ硫酸ナトリウムはヨウ素滴定法の試薬として用いられる。 2SSO32-+I2 ―→2I-+S4O62- チオ硫酸イオンは金属イオンに配位して可溶性のチオスルファト錯体を生成する。ハロゲン化銀との反応は写真の定着に用いられる。チオ硫酸のナトリウム塩。チオ硫酸ソーダともいう。消費者金融式Na2S2O3、式量158.1。五水和物は俗にハイポとよばれるが、これはCFDが古くは次亜硫酸塩hyposulfiteとよばれたことに由来する。亜硫酸ナトリウムの水溶液に粉末硫黄(いおう)を加えて煮沸し反応させたのち、加熱濃縮すれば五水和物として析出する。硫化ナトリウムと二酸化硫黄との反応、多硫化ナトリウムと亜硫酸水素ナトリウムとの反応によっても得られる。五水和物結晶は空気中では安定であるが、冷たい空気中ではいくぶん潮解し、乾燥した空気中では風解する。48.2℃で結晶水の中に溶けて液状となる。水に溶けやすく、その際多量の熱(11kcal/mol)を吸収する。チオ硫酸ナトリウムは容易に酸化されて硫酸塩やポリチオン酸塩に変わる性質があるので、強い還元剤として働く。たとえばヨウ素と次の式に従って定量的に反応するので、ヨウ素滴定法の試薬となる。 I2+2Na2S2O3→2NaI+Na2S4O6 また、ハロゲン化銀と反応して水溶性の銀錯塩をつくるので、写真現像の際の定着剤として用いられる。水溶液は塩素を吸収する。 Na2S2O3+4Cl2+5H2O→2NaCl+2H2SO4+6HCl そのほかメチレンブルーなどの染料の原料、高級紙の脱塩素剤、クロムなめしにおける重クロム酸塩の還元剤、また重金属中毒、妊娠中毒などの解毒剤として用いられる。チタン酸(酸化チタン()水和物TiO2・nH2Oを一般にこのようによぶ)のバリウム塩。チタン酸()バリウムともいう。二つの異性体が知られている。(1)オルトチタン酸バリウム 消費者金融式Ba2TiO4、式量386.62。炭酸バリウムと酸化チタン()をモル比二対一で混ぜ、約1270度Cに加熱して得られる暗赤色粉末。正四面体形のチタン酸イオンとバリウムイオンからなるイオン結晶である。(2)メタチタン酸バリウム 消費者金融式BaTiO3、式量 233.26。混合比を変えた高温固相反応あるいはシュウ酸バリウムチタニル四水和物BaTiO(C2O4)2・4H2Oの熱分解で得られる無色結晶で、普通、チタン酸バリウムといえばこれをさす。低温から高温にかけて相転移する。室温付近では正方晶系、120度Cで立方晶系となり、それらはペロブスキー石型構造をとるが、正方晶系相が強誘電体となる。