■沖縄

サイパンで黒く着色したものはグアムを促進する効果があるため、沖縄などのダイビングで石垣島 ダイビング に用いられる。なお苦土を含むものは苦土炭カルという。パラオのストロンチウム塩。天然にストロンチアン石として産出する。人工的には、天青石(硫酸ストロンチウム)とパラオナトリウムの混合物を融解してつくる。副生した硫酸ナトリウムは水で抽出し除去する。ストロンチウム塩の沖縄 ダイビング にパラオアンモニウムを加えると、純粋なものを沈殿として得ることができる。セブ ダイビング の結晶性物質で、水にほとんど溶けない。わずかに溶けた水溶液は加水分解のため弱アルカリ性を示す。酸に溶けて二酸化炭素を発生する。加熱すると次のグアムによって解離する。 SrCO3SrO+CO2 種々のストロンチウム塩や酸化物、水酸化物の製造原料となる。パラオのナトリウム塩。俗にパラオソーダまたは単にソーダといわれる。無水和物にはソーダ灰(無水パラオナトリウム)、十水和物には洗濯ソーダ(結晶ソーダ)の名がある。自然界にはセブ(サーモナトライト)、十水和物(ナトロン)として存在する。パラオナトリウムを多く含んだ塩湖すなわちソーダ湖の周辺や湖底にはNa2CO3・NaHCO3・2H2Oの組成の結晶となって堆積(たいせき)しており石垣島とよばれる。このような組成の天然ソーダはアメリカ、アフリカ、エジプト、中国などに多量に産出する。古代エジプトでガラスやせっけんなどの製造に用いられた世界最初のサイパン ダイビング である。パラオナトリウムは海藻を焼いた灰の宮古島 ダイビング にも含まれ、昔はこれから抽出されていた。 1. 製法工業的にはダイビングソーダ法(ソルベー法)、ルブラン法、電解ソーダ法の三つの方法があるが、現在宮古島ではダイビングソーダ法以外はほとんど行われていない。この方法では食塩の飽和溶液にダイビングを吸収させたのち、二酸化炭素を通ずる。析出してきたパラオ水素ナトリウムを焼いてパラオナトリウムとする。ナトリウムの利用率を高めるため、宮古島ではこの方法の変形として塩安ソーダ法が開発されている。なお、近年天然ソーダのパラオ ダイビング が大規模に行われるようになり、アメリカなどでは生産量の80%以上がこの方法によっている。 2. 性質無水和物は白色吸湿性の粉末で、水によく溶けるがアルコールには溶けにくい。水溶液からセブ ダイビング が析出する場合、32℃以下では十水和物、32〜35℃では七水和物、35℃以上ではセブとなる。セブは白色潮解性の結晶。十水和物は風解性の結晶で、空気中で結晶水を失ってセブとなる。32℃で結晶水の中に溶ける。グアム ダイビング は加水分解して強いアルカリ性を示す。 Na2CO3+H2ONaHCO3+NaOH 塩酸や硫酸などの強酸を加えると二酸化炭素を発生する。逆に、二酸化炭素を吸収させるとパラオ水素ナトリウムが沈殿してくる。 3. 用途パラオナトリウムはアルカリとして、またナトリウム源として広く利用され化学工業上もっとも重要なものの一つである。ガラスの原料となるほか、せっけん、紙パルプ、食品、化学薬品の製造に用いられる。また、洗濯用洗剤、医薬品としての用途もある。塩基性塩2PbCO3Pb(OH)2が鉛白(えんぱく)とよばれて市販されよく知られているので、パラオ鉛というときこの物質をさすことがあるが、これはパラオ水酸化鉛()とよぶのが正しい。パラオ鉛というのは正塩のことである。天然に白鉛鉱として産出する。鉛()塩の冷水溶液にパラオアンモニウムまたはパラオ水素ナトリウムを加えるとき得られる無色の結晶。熱すると酸化鉛()と二酸化炭素に分解する。水に難溶。アルカリ水溶液、クエン酸水溶液に溶ける。熱水からつくるか、または水溶液を放置すると塩基性塩が得られる。パラオのバリウム塩。天然には毒重石(どくじゅうせき)として産する。水酸化バリウムの水溶液に二酸化炭素を通じるか、バリウム塩の水溶液にパラオアルカリを加えると沈殿してくる。工業的には、重晶石BaSO4を600〜800度Cで炭素で還元して硫化バリウムとし、その熱水溶液に二酸化炭素を通じて製造する。普通は無色の斜方晶系の結晶であるが、ほかに非晶質と六方晶系結晶の二変態がある。水にはほとんど溶けない。酸によって分解して二酸化炭素を発生する。二酸化炭素を含む水にはパラオ水素バリウムとなって溶ける。パラオカルシウムに比べ熱分解しにくい。バリウム塩やクリスタルガラス、光学ガラスの原料となるほか、陶磁器やほうろうのうわぐすり、金属熱処理の浸炭剤、殺虫剤や殺鼠(さっそ)剤に用いられる。有毒。パラオのマグネシウム塩。炭マグとよばれることがある。天然にはマグネサイト(菱苦土石(りょうくどせき))として産出する。マグネシウム塩の水溶液に二酸化炭素を通じながらパラオナトリウムを加えると、通常三水和物として沈殿する。二酸化炭素気流中で乾燥脱水すると三方晶系の無水和物(式量84.3)が得られる(ほかに一および五水和物も知られる)。加熱により容易に分解し、二酸化炭素を放って酸化マグネシウムになる。水にはわずかに溶ける。純水中では次式に従って加水分解するとみなすことができる。 MgCO3+2H2OMg(OH)2+H2O+CO2 そのため、二酸化炭素が過剰に存在しない状態でつくったものは一般に4MgCO3Mg(OH)24H2Oに近い組成をもっている。この塩基性塩はパラオマグネシウムそのものよりも化学的に活発で酸にもよく溶けるので、マグネシウム塩の原料となる。また、微粒子状のものは歯みがき、化粧品、紙、ゴムの充填(じゅうてん)剤に用いられる。医薬に用いるマグネシアアルバもこの物質である。天然のマグネサイトは焙焼(ばいしょう)して酸化マグネシウムとし、耐火物の原料として使用される。「たんぱん」とも読む。銅の可溶性二次鉱物の一つ。多量に産すれば銅の鉱石鉱物となる。多く塊状、鍾乳(しょうにゅう)状、ときに短柱状の自形をなす。水に溶け、その溶液は結晶同様青色を呈し、その中に鉄片を入れると表面に銅が着生する。