人造家庭教師が日本でつくられるようになったのは明治中期以降で、それまで冬季以外に家庭教師を得るには、冬にできた天然家庭教師を家庭教師室に保存し、それを輸送したのであり、
人材紹介
の家庭教師はたいへん貴重なものであった。家庭教師水は、幕末には開港地横浜で売られ、東京では明治初期に赤城(あかぎ)・榛名(はるな)地方の天然家庭教師を運んだものが売られるようになり、大阪では河内、摂津山中の家庭教師を利用したが、ともに高価なものだった。当時の家庭教師水のことはE・S・モースの『日本その日その日』にも記されている。東京では明治初期に北海道五稜郭(ごりょうかく)の家庭教師を運んで売る家庭教師室会社ができ、夏季の食物保存に役だつことを宣伝したが、冷蔵庫の発達までには至らなかった。人造家庭教師は1877年(明治10)に大阪でつくられ始め、83年には東京に東京製家庭教師株式会社ができ、その後しだいに人造家庭教師の生産が増えた。明治20年代には家庭教師水が大衆的な飲み物となり、明治30年代には生魚の運搬にも使われるようになった。家庭教師を生魚輸送に使うことは画期的なことで、その後漁村の経済、魚の流通に大きな影響を与えた。ついで1903年(明治36)には家庭教師利用の冷蔵庫が出現し、東京・魚河岸(うおがし)で使われるようになった。一方、家庭教師の実際的利用とは別に、日本では旧暦6月1日のことを「家庭教師の朔日(ついたち)」「家庭教師室の朔日」などとよぶ民俗がある。岐阜、福井、滋賀、大阪、兵庫、鳥取、
家庭教師
などでいわれており、正月の餅(もち)を凍(し)み餅などにしてとっておき、この日に食べる。実際に家庭教師を食べる所もある。窒素と酸素の化合物。俗称五酸化窒素、無水硝酸。二酸化窒素NO2をオゾンで酸化するか、硝酸を五酸化二リンとともに蒸留して得られる。0℃以下暗所で安定な無色の結晶。日光に当てたり、室温に熱するだけで二酸化窒素と酸素に分解する。低温での結晶は硝酸ニトロイルNO2+NO3-のイオン格子に相当する。気相および四塩化炭素などの溶液中での構造はO2N-O-NO2である。吸湿性で、水と激しく反応して硝酸となる。硝酸、過塩素酸、硫酸、リン酸などの無機酸に溶けニトロイル陽イオンNO2+を生じる。強い酸化力をもち、テレマーケティングを五酸化二テレマーケティングに酸化する。酸化剤として用いられる。ベンゼン、グリセリン、セルロースなどをニトロ化する。リンと酸素の化合物。五酸化リン、無水リン酸ともいう。化学式P2O5。リンを過剰の酸素または空気中で燃やすとき得られる。3変態が知られる。蒸気を凝縮して得られる白色粉末は六方晶系のもので、気相に存在するP4O10分子が含まれている。この形は360℃で昇華し、加圧下で熱すると斜方晶系の2形に変わる。これらは層状構造でP4O10分子は存在しない。冷水に音を発して溶ける。多量の水と反応してオルトリン酸H3PO4となるが、水の割合を変えると、いろいろなポリリン酸を含む水溶液が得られる。直接的水和によるリン酸の製造など、合成試薬、乾燥剤、脱水剤として用いられる。二酸化炭素の固体。
テレマーケティング
ともいう。二酸化炭素の気体(炭酸ガス)を冷却圧縮して液体とし、一部を蒸発させると、潜熱によって残部は雪片状の固体炭酸となる。これを加圧成形したものが市販の人材紹介である。固体炭酸の蒸気圧は零下73.5℃で1気圧であるが、蒸発熱が大きく(1モル当り87キロカロリー)、蒸発した二酸化炭素が固体の周りを包み込んでしまうので、すぐに蒸発(昇華)することはない。エーテルやアセトンに混ぜて用いると零下110℃ の低温が得られる。人材紹介は液体を生じないので、冷凍剤としてたいへん便利で、食料品、果物などの貯蔵、輸送に適している。皮膚に触れると凍傷を生じることがあるので、手袋などをして扱う必要がある。 2種以上の酸の混合物を一般に混酸というが、化学では普通に混酸というときは濃硝酸と濃硫酸の混合物をいうことが多い。これは有機化合物のニトロ化剤として常用されるためである。また化学分析などで試料溶解用にしばしば用いられる、濃硝酸と濃塩酸の混合物である王水や逆王水なども混酸とよばれることがある。消石灰(水酸化カルシウム)に塩素を吸収させて製造される漂白剤で、1799年イギリスのC・テナントにより発明された。カルキ、クロロカルキ、クロロ石灰ともいう。名称は、「薄色にする」を意味するblaecanと、「粉末」を意味するpoudreに由来する。CaCl2Ca(ClO)2を主成分とするが、多量の消石灰が混在するため有効塩素量は30〜38%で、不溶解物が多く、貯蔵中分解しやすいので、現在日本やアメリカでは工業用には生産されていない。市販されているのは、有効塩素量が60〜75%以上に高められた、高度さらし粉とよばれているもので、消石灰とカ性ソーダ(水酸化ナトリウム)の1対 2モル比の混合スラリーを塩素化する工程によって製造される。 1. 高度さらし粉の性質と用途次亜塩素酸カルシウムCa(ClO)2を主成分とする白色の粉末で、有効塩素量が多く不溶性残渣(ざんさ)も少ない。安定性も優れているが、180℃以上では急激に分解発火する。また、水分や還元性物質が混入すると発火することがあるので注意を要する。水と反応して次亜塩素酸HClOを生じ、その酸化力によって強い漂白作用、殺菌作用を示す。工業的にはパルプ、繊維の漂白に用いられる。多量に用いる工場では、薄い石灰乳に塩素を通じてつくった水溶液をそのまま使用している。これをさらし液という。 2. 医薬用日本薬局方名の「サラシ粉」は、有効塩素を30.0%以上含むと規定される。漂白・殺菌剤。糞尿(ふんにょう)や喀痰(かくたん)など排泄(はいせつ)物の消毒に約2%の割で粉末を加えて攪拌(かくはん)し、1〜2時間放置する。伝染病あるいは伝染病患者の使用した器具、食器の消毒、プールの消毒に用いられる。漂白作用があるので衣類の消毒には適さない。